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2022年大学入学共通テスト、解答・平均点・ボーダーライン・各種データ速報一覧

大学入学共通テスト (4)

2023年の情報はこちら↓

大学入学共通テスト (4) 2023年大学入学共通テスト、解答・平均点・ボーダーライン・各種データ速報一覧

2022年1月15日・16日に第2回大学入学共通テストが実施されます。

初年度は当初の予想と反して、センター試験に比べて平均点が下がりましたが、2年目は難化するとの予想がされています。

大学入試ニュース 【難化?】2022年の共通テストボーダー「2年目のジンクス」で下がる予想も

このページでは共通テスト実施後、各予備校や大学入試センターから問題や解答・平均点、各種データが発表され次第まとめていきますのでぜひ参考にしてください。

昨年の情報はこちら↓を参考にしてください。

大学入学共通テスト (4) 2021年大学入学共通テスト、解答・平均点・ボーダーライン・各種データ速報一覧
MEMO

自己採点が終わったら出願の準備をしましょう。まだ願書が手元に大学があればすぐに請求しましょう!

参考パンフレットや願書の請求はスタディサプリ進路


得点調整は行わない

得点調整は行われません。

令和4年度大学入学共通テストにおいて得点調整は行わないことを決定しましたので,
お知らせします。

「地理歴史」「公民」それに「理科」の一部の選択科目で得点調整を行うかどうかは21日に公表される予定ですが、検討の目安となる平均点の差が20点以上開いた科目がないことから、得点調整は行われないとみられます。

2022年共通テスト問題・解答

随時更新されています。

2022年共通テスト予想平均点

河合塾・駿台・東進による予想平均点です。2020年のセンター試験・2021年の共通テストのの平均点と比較しました。

参考 共通テスト特集河合塾

※河合塾の予想平均点速報は1/16(日)夜公開予定です。

参考 各科目平均点(データネット実行委員会予想)駿台

科目 平均点予想
河合
平均点予想
駿台
平均点予想
東進
DNC
発表
2021年
平均点
2020年
平均点
世界史B 66( 64 ) 66( 64 ) 6868.0163.4962.97
日本史B 53( 54 ) 53 ( 53 ) 5354.9264.2665.45
地理B 59( 58 ) 59 ( 59 ) 6061.1560.0666.35
現代社会 62( 64 ) 64( 56 ) 6363.1358.4057.3
倫理64 ( 61 ) 57 ( 68 ) 6763.7071.9665.37
政治・経済58 ( 57 ) 61 ( 53 ) 6058.9857.0353.75
倫理、政経 70( 70 ) 70 ( 67 ) 7169.8969.2666.51
国語 111( 107 ) 110 ( 107 ) 113108.79117.5119.33
英語(R)61(62) 62( 59 ) 6363.2958.8058.15
英語(L) 60( 60 ) 60 ( 58 ) 6160.5656.1657.56
物理基礎 31( 31 ) 31 ( 32 ) 3131.4637.5533.29
化学基礎28 ( 28 ) 28 ( 29 ) 2829.0824.6528.2
生物基礎24 ( 24 ) 24 ( 25 ) 2525.1529.1732.1
地学基礎 35( 34 ) 36 ( 35 ) 3636.5933.5227.03
数ⅠA 38( 38 ) 38( 43 ) 4040.2557.6851.88
数ⅡB 43( 42 ) 43( 50 ) 4345.8959.9349.03
物理62 ( 58 ) 61 ( 60 ) 6261.9762.3660.68
化学 49( 49 ) 48 ( 48 ) 4849.4557.5954.79
生物49 ( 47 ) 49 ( 48 ) 5250.0872.6457.56
地学 51( 49 ) 52 ( 48 ) 5154.7546.6539.51
5教科7科目
文系型
509( 513 ) 508 ( 505 ) 514555548
5教科7科目
理系型
512 ( 522 ) 513 ( 511 ) 520571559

()内の数字は「速報値」で後日修正されることがあります。昨年も大幅に修正されました。

正確な平均点は大学入試センターの発表を待ちましょう。

2022年共通テスト予備校別難易度分析

予備校別の難易度の公表の一覧です。昨年の共通テストと比較した難易度です。

科目駿台河合東進代ゼミ
世界史Aやや易化昨年並みやや難化
世界史B昨年並昨年並み 昨年並み 昨年と同程度
日本史Aやや難化昨年並み昨年並み
日本史B昨年並やや難化昨年並み 難化
地理Aやや難化やや難化昨年並み
地理Bやや易化やや難化 昨年並み 昨年並
現代社会やや易化昨年並み 昨年並み 難易度に
大きな変化なし
倫理やや難化やや難化 昨年並み やや難化
政治・経済やや易化やや難化 昨年並み 前年並み
倫理、
政治・経済
やや難化やや難化 昨年並み 前年並み
国語やや難化昨年並み やや難化 やや難化
英語
(R)
昨年並昨年と同程度昨年並み昨年と同程度
英語
(L)
やや易化昨年並み昨年並みやや易化
物理基礎昨年並やや難化昨年並み昨年並み
化学基礎昨年並昨年並みやや難化やや難化
生物基礎難化難化やや難化やや難化
地学基礎やや易化昨年並み易化前年並み
数ⅠA難化難化やや難化やや難
数ⅡBやや難化難化やや難化やや難化
物理昨年並昨年並みやや難化昨年並み
化学昨年並昨年並み昨年並み昨年とほぼ同じ
生物昨年より難化難化やや難化難化
地学昨年並昨年並み 昨年並み やや難化

駿台・ベネッセ

参考 大学入学共通テストデータネット駿台予備学校

等が発表されます。

問題講評

世界史A:諸資料とリード文・解説文の読解をふまえて考えさせ、その多くは基本的事項との組合せで出題された。戦後史が増加しているが、問われている事項は基礎的なものが多いため、昨年よりやや易化。

世界史B:異なる歴史の見方とその根拠、歴史上の出来事とその要因として推測される仮説を結びつける問題など、資料の性格や統計の分析を通して、探究的に考察する姿勢が求められた。問われている知識は基本的な内容で難易は昨年並。

日本史A:履歴書やラグビー大会のパンフレットをもとにした会話文や、授業での調べ学習など、様々な場面が設けられ、幕末から2000年代まで幅広く出題された。表や史料の読み取りに時間を要するものもあり、難易は昨年よりやや難化。

日本史B:多くの文章資料に加え、略系図・年表・地図のほか、鉄道の時刻表などのさまざまな資料が用いられ、所与の資料を読み取り解釈する力が求められた。外交史の出題が増加し、文化史の割合は減少した。難易は昨年並。

地理A:地理Aで学ぶ知識をもとにより深く出題された。変化を問う出題が多く、設問を注意深く読み、多様な資料を活用する力が問われた。第1問の問3では具体的な場面が設定され、そのなかでGISの活用について問われた。出題内容は標準的で、難易は昨年よりやや難化。

地理B:全体としては、資料の読み取りに時間を要する問題がみられたものの、求められた知識は標準的な内容で、昨年よりやや易化。

現代社会:全体の文章量は昨年並で、資料を活用したさまざまな出題形式で読解力、思考力が問われた。全体としては取り組みやすい出題が多く、学習した内容が確実に身に付いていれば解答できた。難易は昨年よりやや易化。

倫理:形式は従来のリード文がなくなり、おもに生徒の会話文などで構成された。思想家の考え方の理解をもとに、具体的場面を提示し、現代の倫理的諸課題について考察する問題がみられた。易しかった昨年と比べて難易はやや難化。

政治・経済:多様な場面設定から展開する問題がみられ、多くの設問で資料文、図表、模式図、概念図などの資料が使用された。論理的に判断する力が求められる一方で、基本事項の理解を問う問題もみられたため、難易は昨年よりやや易化。

倫理、政治・経済:「倫理」では、未来世代に対する現代世代の責任などがテーマとして扱われ、「政治・経済」では、地方自治や民泊などを切り口に、資料や文章から考察する問題が出題された。易しかった昨年と比べて難易はやや難化。

国語:第1問では生徒の作成したメモを用いて2つの文章の比較と統合を求める出題が、第3問では同じ場面を描いた別ジャンルのテキストを比較させる出題がなされた。昨年以上に、複数の文章や資料を関連付ける力が求められ、やや難化。

英語(リーディング):大問構成、出題のねらいに大きな変化はなく、今年も多様な英文が出題された。

英語(リスニング):出題傾向に大きな変化はない。第4問Aで昨年の第1日程と多少の変更が見られた。

物理基礎:スプーンを題材に、会話形式で仮説を立てて考察する問題が目新しい。難易は昨年並

化学基礎:エタノール水溶液の蒸留実験が扱われた。思考力を要する問題が多く、難易は昨年並

生物基礎:知識をふまえた思考や計算など、多様な科学的思考が求められた。昨年より難化

地学基礎: 津波の到達に要する時間など、読図に基づく考察問題が多かった。昨年よりやや易化

数ⅠA:第1問で三角比の表、第2問でグラフ表示ソフトの問題が出題。昨年より難化

数ⅡB:「図形と方程式」や現実事象を扱う問題(数列)が出題された。昨年よりやや難化

物理:仮説検証の実験の条件や、仮説の誤りの根拠を問う問題は目新しい。難易は昨年並

化学:オゾン分解を題材にした問題が目新しい。思考力や計算力を要し、難易は昨年並

生物:昨年以上に処理する情報が増え、統合して判断する必要があり、昨年より難化

地学:地学の基本法則などを切り口とした小問集合的な問題が出題された

河合塾

参考 大学入学共通テスト特集河合塾

河合塾では

  • 問題
  • 正解
  • 予想平均点
  • バンザイシステム
  • ボーダーライン一覧
  • 共通テスト概況
  • 国公立大 全体動向
  • 大学別 学力分布
  • 難関大学の志望動向
  • 国公立大2次出願状況
  • 共通テストリサーチ

などが発表されます。

問題講評

世界史A:小問が減少したもののページ数は増えており、出題レベルは昨年の共通テスト第1日程・第2日程と同じであり、資料やグラフを読み取って解答する問題も昨年同様出題されていることから、昨年並みと言える。

世界史B:分量で大きな変化はないこと、容易な問題がある一方で、第5問Aのように問題文と図版を組み合わせて解くような煩雑な問題も見られることなどから、難易度に大きな変化はなかったと思われる。

日本史A:史料や表・グラフの正確な読み取りを必要とする設問が多く、受験生が苦手とする年代配列問題が増加したものの、全体としては昨年並み。

日本史B:小問間の難易差はあるものの、全体としては標準レベルの問題である。昨年度(第1日程)に比べて多様な資料を用いた出題が増加し、受験生に「思考力・判断力」を求める姿勢がより強く打ち出された。

地理A:やや難化。2021年度と同様に、教科書に準拠した問題が大半であったが、組合せ問題が増加しただけでなく、判定に悩む問題も増えた。

地理B:昨年(第1日程)からマーク数は減少し、問題は取り組みやすい形式であったが、複数の資料を参照させる読み取り問題がほとんどで、解答に時間が必要であった。

現代社会:昨年と同様、基本的な知識を問う問題や、資料を分析する能力を問う問題などが重視されている。

倫理:問われる知識の内容は昨年同様に標準的なものであったが、選択肢の行数の合計が大幅に増加したため、より正確な読み取りが必要となり、やや難化したと考えられる。

政治・経済:単純な4択問題が減少し、8択の組合せ問題が増加した。個々の設問を解くために必要な作業量が多く、解答に時間がかかる問題が多かった。

倫理、政治・経済:受験生が見落としがちな事柄を問う設問や判断に時間がかかる設問が見られ、昨年よりもやや難しい。

国語:形式的には変化があるが、内容的には昨年の共通テスト(第1日程)をほぼ踏襲した問題であった。

英語(リーディング):大問構成、出題のねらいに大きな変化はなく、今年も多様な英文が出題された。

英語(リスニング):出題傾向に大きな変化はない。第4問Aで昨年の第1日程と多少の変更が見られた。

物理基礎:1つの大問で、熱・力学・電気分野を扱う総合問題が初めて出題された。第1問の小問集合は、力学3問、波1問であった。

化学基礎:実験操作やグラフなどの資料を読み取り、解答する問題が出題された。

生物基礎:平易な知識問題がほとんどなく、与えられた図表に基づいて正解を導き出す問題が多く出題された。

地学基礎: 平易な問題が多く、解答しやすかった。

数ⅠA:日常の事象(測量)を題材とした問題が出題された。また、「図形と計量」と「2次関数」、「2次関数」と「集合と命題」の融合問題が出題された。

数ⅡB:数学的な問題解決の過程が重視された出題が多かった

物理:仮説を検証する見慣れない問題や、文章から論理的に考察する問題が増加した。

化学:昨年同様、基本的な知識に関する問題とともに、思考力を要する問題も出題された。

生物:知識を要する考察問題の割合が増加した。

地学:総合問題や会話文を取り入れた問題は出題されたが、レポート形式の問題は出題されなかった。

東進

参考 大学入学共通テスト解答速報2022東進

東進では

が発表されます。

問題講評

世界史A:設問数2問減。年表問題が復活し、資料の読解と組み合わせた地図問題が登場した。

世界史B:昨年度と同様、資料を多用した「思考力を問う問題」が多く、出題形式がある程度固まってきたと言える。

日本史A:表・グラフ・資料が多く出題され、歴史に対する深い洞察力が求められた。

日本史B:形式面で大きな変化はなかったが,読解を求める傾向がさらに強まった

地理A:図版資料の点数が大幅に増加、地図や統計の読み取り力を試す傾向が強まる。

地理B:図表を読み取る技能がカギ。 第2問はSDGsを意識した資源利用と環境に関する出題となっている。 第4問では共通テスト移行によって姿を消していた「比較地誌」が部分的に復活した。

現代社会:基礎知識に加え、文字数の多い問題文を速読し、内容を把握する必要のある問題が多い。

倫理:出題形式・分量ともに昨年とほぼ同様。

政治・経済:マーク数は30。図表を使用した問題は11問で、論理的思考力を問う姿勢が顕著。

倫理、政治・経済:マーク数は30。図表を使用した問題は11問で、論理的思考力を問う姿勢が顕著。

国語:昨年から設問数は変化なし、マーク数は2つ減った。 第1問の評論は二つの文章を読ませる複数テクスト型の出題であった。 第2問の小説は問1の語彙の問題がなくなった。問5(ⅰ)は生徒のノートに基づく空欄問題。共通テストの特徴的な問題といえる。 第3問の古文は本文が二つ。歴史物語『増鏡』と日記「とはずがたり」が出題された。歴史物語の出題は2年続けてであった。 第4問の漢文は七言律詩とその序文が出題された。

英語(リーディング):大問数は変化なし。設問数は1問減少、マーク数は1問増加。情報処理を伴う問題が今年も多数出題。

英語(リスニング):大問数、設問数、マーク数、配点とも変化なし

物理基礎:大問3題構成で昨年からの変化なし。設問数とマーク数はともに減少した。第3問において、対話文形式の総合問題が出題された。

化学基礎:大問数は2題、設問数は13、マーク数は15。昨年度と同様、第1問は「化学基礎」の全範囲から小問集合の形式で幅広く出題されており、第2問はリード文を読み、グラフや表から必要な情報を読み取って解答を導く必要がある思考型の問題であった。

生物基礎:昨年に引き続き、「思考力」を問う問題が多く出題!写真を用いた実験考察問題が出題された!

地学基礎: 大問数が1増加。設問数・マーク数に変更はなかった。自然環境と災害に関する問題が出題された。

数ⅠA:会話文で考察やヒントを与える中問が昨年の1題から2題に増えた。全体で4ページ減ったが、三角比の表を用いて角の大きさを評価したり、グラフ表示ソフトでのグラフの動向など、共通テスト仕様の出題が増えたこともあり、時間的な余裕はなかったであろう。

数ⅡB:解き進めるためのヒントの会話文が3つの大問で挿入されている点、1つの問題を複数の方法で考察する問題などが目新しい。大問構成は昨年と同様であるが、ページ数は21年度の14~16ページから19~21ページ(問題の選択による)と大幅に増加。

物理:大問4題構成で昨年から変化なし。設問数とマーク数はともに減少した。

化学:難易度は、昨年並みであり、グラフや表などから必要なデータを読み取って解答を導く必要がある思考型の問題が多く出題されていた。

生物:文章量が多く、データが文章で示される出題、および選択肢の数が増加し、やや難化。

地学:大問数は変化なし。設問数とマーク数はそれぞれ1増加。「20世紀初頭における地学的な発見」に関する問題が出題された。

代々木ゼミナール

代々木ゼミナールの速報サイトです。

問題講評

世界史A

世界史B:昨年と同程度。要求する知識水準がやや上昇したが、読解に時間のかかる問題が減少した。東南アジア史やオセアニア史の習熟度によって個々人の感触が大きく異なったと思われる。

日本史A

日本史B:前年と比較して難化した。情報量の豊富な史資料の正確な読み取りを要求する問題が多く、情報を消化し解答するためにやや時間を要する。また、曖昧な知識では選択に迷うことも多い。会話文をはじめとするリード文にもヒントが隠されている場合もあるので、それに着目できるかも問われていた。

地理A

地理B:図表の読解、判断に悩む問題もみられるが、全体としては昨年並の難易度である

現代社会:前年と比べて、難易度に大きな変化なし。問題文や資料の分量がわずかに増加したものの、解答数の増減や傾向の変化はなく、難問・奇問も見られなかった。前年の出題傾向を踏まえて、限られた時間内で、複数あるいは長文資料を正確に読解する演習を重ねた受験生は、冷静に解くことができたのではないだろうか。

倫理:読解量が増えただけでなく、出題の意図をつかみにくい設問もあり、受験生の負担は増加。よって全体の難易度はやや難化。一部に新形式の問題もあった。

政治・経済:政治分野は、専門的な文章の出題が減り、前年比でやや易化した。それに対して経済分野は、新傾向の設問が多く、受験生にとって難しい設問が目立った。以上から、難易度は前年並みと考えられる

倫理、政治・経済:第1~4問の倫理分野ではほぼ前年の形式が踏襲。第5~7問のうち、政治分野では専門的な文章の出題がなくなってやや易化したが、経済分野ではいわゆるビッグマック指数など新傾向の出題が目立ち、やや難化した。全体としては、前年並みの難易度。

国語:国語全体としてやや難化した。現代文は紛らわしい選択肢に加えて、複数の資料を読み込んで関連付けて解く形式の分量が多くなり難化した。古文は昨年並み~やや難化。漢文はおおむね昨年並み

英語(リーディング):全体として約500語増と少なからず英文の語数は増えたものの、必要な情報を見つけやすい設問も多かった。特に第1問から第3問では表現の言い換えも少なく、素早く解答できるものが多い。ただし、第4問などでは、読み飛ばしてしまうと間違えやすい設問も含まれている。総合すると、昨年と同程度の難易度であった。

英語(リスニング):問題形式は、第4問で試行調査で出題されていたイラストを並び替える問題が復活したことを除けば、昨年とほぼ同じであった。読み上げ音声については昨年と比較して発音が明瞭で聞き取りやすくなり、そのため全体としてやや易化した。

物理基礎:難易度は昨年並み。個々の設問の物理的内容は平易で解答数・計算量も減少したが、典型的な問題が減少し、思考力・文章読解力を要する設問、定性的に考察をさせる問題が増加した。昨年はなかった数式を答えさせる設問が今年はあった。

化学基礎:昨年よりもやや難化。第2問のエタノールを題材とした総合問題は、2つのグラフを考察する必要がありやや難しい。第1問は一部、考察的なものも見られるが、概ね基礎から標準的な問題。

生物基礎:昨年度の共通テストよりもやや難化。

地学基礎: 前年並みの難易度だと思われる。図表問題と知識問題が増加し、基本的な知識のみで解ける問題も多いが、知識の習得が不正確だと誤答しやすい問題もあった。

数ⅠA:昨年の第1日程と比べてやや難しくなった。思考力、読解力、計算力が問われており、共通テストらしい出題である。

数ⅡB:昨年よりやや難化。分量が時間に対して多め。数学Ⅱである第1問、第2問は比較的取り組みやすい。それと比較して、数学Bの第3問~第5問は若干手間がかかる。この傾向はセンター試験時代から変わらない。

物理:原子分野から必答問題の大問として初めて本格的に出題された。また、探究活動や実験をもとに考察力を試す出題が多く見られた

化学:昨年のような目新しい問題は出題されなかったものの、計算力が問われる設問もあり、時間的にやや厳しい構成であった。

生物:すべてが必答問題であった。生物学的に重要なテーマが出題され、読解力や考察力が総合的に試された。

地学:前年同様に考察・読図・計算を含む多彩な問題が出題され、読図や文章読解のウェイトが大きくなった。

大学入試センターの公式発表

参考 大学入学共通テスト大学入試センター

大学入試センターでは

  • 志願者数
  • 試験問題
  • 解答
  • 受験者数・平均点

などが発表されます。

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