共通テスト受験の際にコロナウィルスに感染したり、濃厚接触者になってしまったらどうなるのでしょうか?
- コロナウィルスに感染した場合
- 濃厚接触者になった場合
それぞれについて受験の可否や追試の手続き方法・注意点などを解説します。
もくじ
コロナウィルスに感染している場合
コロナウィルスに感染している場合は共通テストは受験できません。追試受験の手続きを行ってください。2022年(令和4年)の共通テストでは追試の会場が全47都道府県に設置されます。
追試験は1月29日(土)・30日(日)に行われます。
申請方法
受験票に記載されている「問い合わせ大学」にまずは電話連絡をしましょう。
詳しい手続き方法は受験票と一緒に送付される「受験上の注意」に記載されています。
昨年の手続き方法は以下の通りです。今年度は変更となる可能性がありますのであくまで参考としてご覧ください。
昨年度の手続き方法
本人または代理人が直接書類を持参して手続きを行います。
【必要書類】
- 受験票
- 医師の診断書(治療期間が明記されたもの)
濃厚接触者になってしまった場合
濃厚接触者になってしまった場合は無症状で一定の条件を満たせば共通テストの受験が可能です。
濃厚接触者が共通テストを受験するための条件
以下の条件をすべて満たしていれば濃厚接触者でも共通テストの受験が認められます。
- 初期スクリーニング(自治体又は自治体から指示された医療機関が実施するPCR等の検査(行政検査))の結果、陰性であること
- 受験当日も無症状であること
- 公共の交通機関を利用せず試験場に行くこと
- 終日、別室で受験すること
濃厚接触者が共通テストを受験する時の手続き方法
濃厚接触者になった場合は受験票に記載されている「問い合わせ大学」に令和 4 年 1 月 14 日(金)の午前 10 時までに連絡が必要です。
その際、申告する内容は以下の通りです。
- 受験番号
- 試験場コード
- 氏名及び緊急連絡先
- 濃厚接触者に該当すると判断した保健所の名称
- 保健所から濃厚接触者に該当すると連絡があった日
- 保健所から健康観察期間として不要不急の外出を控えるよう指示されている期間
- 初期スクリーニング(自治体又は自治体から指示された医療機関が実施するPCR等の検査(行政検査))の結果
詳しい手続き方法は受験票と一緒に送付される「受験上の注意」に記載されています。
注意点
下記のケースでは受験ができないので追試受験の手続きをしてください。
- 検査が陰性でも症状があれば受験はできない
- 行政検査以外の結果は認められない(クリニックでの検査は不可)
- 試験場までは自家用車・ハイヤー、レンタカーや親戚の車などを利用できない場合は受験できない
- 検査結果が出るまでは受験できない
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