高校に入学すると進研模試やスタディサポートなどベネッセが主催する模試が数多く行われます。高校によってはクラス分けや推薦の基準になるなど大事なテストの一つです。
ただし、進研模試やスタディサポートをどのように対策すればよいか分からないという高校生も多いですよね。そこで、ここでは進研模試の対策方法を詳しく解説します。ぜひ参考にして次の進研模試で納得のいく点数が取れるように頑張りましょう!
もくじ
進研模試対策した方がいい?
模擬試験は特に対策をせずに実力を見るために受けた方がいいのでは?と思う人も多いかもしれません。
確かに今の実力を見るためには特別な対策をしないで受けるというのも一つの考え方でしょう。
ただし、進研模試対策以外で毎日勉強をしていますか?
この問いに「いいえ」と答えた高校生は間違いなく進研模試対策をした方が良いとアドバイスします。理由が何であれ勉強時間を増やすことは大学入試合格への第一歩なので、普段から勉強していない人は必ず進研模試対策をしましょう。
また、進研模試の結果をクラス替えや推薦入試の基準に利用にする高校もあります。そういう高校にいるのであれば、絶対に対策をしておいた方が良いでしょう。
進研模試やスタディサポートの難易度はそれほど高くありません。ということは少しでも対策をすれば点数を上げることができます。毎学期行われる進研模試の対策をすることで学力も確実に上がりますよ。
- 普段から勉強をしていない人
- 模試の成績がクラス分けに使われる人
- 模試の成績が推薦の資料に使われる人
- 基礎学力をつけたい人
科目ごとの対策
進研模試の科目ごとの対策を紹介します。基本的に難易度は高くないので学校の授業をしっかり受けることが一番の対策になります。
進研模試・スタディサポートは学校ごとに受験するので、学校の先生に相談すれば過去問を手に入れることができます。過去問を3年分ほど解いておくと自分の弱点も分かり効果的です。
国語
過去問を解いておきましょう。特に現代文はなぜそのような解答になるのか考えながら採点をしてくださいね。同じ問題は出ませんが、現代文の解き方はどの問題でも同じです。解答の根拠のとなる文を本文から探す習慣をつけましょう。
古文・漢文はそれまでに学習した文法や句法をチェックしましょう。
採点基準は甘めなので、記述問題は何か書いてあると点数がもらえる可能性が高くなります。キーワードが分かったら空欄にせず何書いておくと良いでしょう。
数学
過去問を全問正解できるようになるまで繰り返すと効果的です。同じ問題は出ませんが、似たような問題が出るのでぜひやっておきましょう。
余裕があれば、教科書の例題や練習問題を解いておくと高得点が期待できます。
英語
これも過去問を解いて初見の英文に触れる練習をしておきましょう。
英語は積み上げ教科なので日頃からの勉強が大切です。学校で使っている単語帳や文法問題集をやりこむと自然と点数も上がります。
進研模試のお悩みQ&A
進研模試に関するお悩みを紹介します。
定期テストはできるのに進研模試はできない
多くの高校生が抱える悩みですね。定期テストは範囲が決まっていて、ここから出るという目安があるのでついつい暗記に頼った対策になりがちです。
進研模試は範囲も広く大学入試につながるような問題が出題されるので、本当に学力がついていないと点数に結び付きません。
手元にある問題集を繰り返し行うことで暗記ではなく理解することができるので是試してみてください。
対策ができなかった
どうしても時間が無くて進研模試の対策ができなかったら、必ず模試の見直しをするようにしましょう。その際、なぜ間違ったのか?正解するためには今後はどのような学習をすればよいか?までしっかり考えて復習すると効果的です。