今年度が初回となる共通テスト。
出題内容などが注目されていましたが、コロナウィルスの影響により出願時に追試験を選択することが可能となりました。
高校生は本試験と追試験のどちらかを選ぶことになりますが、どちらがいいのか迷ってしまいますよね?
そこで本試験・追試験のメリットデメリットを紹介します。
あくまで現時点での情報であり、今後変わる可能性もありますので文科省の発表に注意してくださいね。
もくじ
2021年の共通テストは追試験も選択可能に!
コロナウィルスの影響により長い地域では3か月の休校を余儀なくされました。
それにより学校の授業も遅れに遅れ、共通テストを後ろ倒しする必要が出てきました。大学等の影響を考え、結局は本試験・追試験・追試験の三本立ての試験をすることが決定されました。
2021年度の共通テストは3回!?
- 本試験:1月16日・17日
- 追試験:1月30日・31日(出願時に選択可能)
- 追試験:2月(病気などやむを得ない理由がある場合)
追試験が選択できるは休校の影響を受けた受験生なので、おそらく現役の高校生だけです。
既卒生は自動的に本試験を受けることになりそうです。
追試験の詳細
今のところ、
- 追試験の試験会場は47都道府県に設置
- 本試験と追試の得点調整はしない
- 浪人生は受験不可
位の情報しか入っていません。
国立大学の個別試験の日程や私立大学の共通テスト方式の試験の出願日程がどうなるかは今のところ不明です。
本試験・追試験のメリット・デメリット
今のところ「追試験を選択することができる」ということなので基本は本試験を受験するのでしょうか、今年に限っては追試験のメリットもかなりあります。
選択できるのであればどちらにするのか迷ってしまいますよね?
そこで、メリットデメリットを紹介します。
本試験のメリット・デメリット
メリット
- 従来通りのスケジュールで行動できる
- 個別試験まで時間的な余裕がある
- 試験会場が多いので近くで受験できる
デメリット
- 共通テストでどんな問題が出るのかわからずぶっつけ本番
- 受験会場が密になる可能性がある
追試験のメリット・デメリット
メリット
- 本試験の問題を見て傾向がつかめる
- 2週間試験対策の時間が増える
デメリット
- 個別試験までのスケジュールがタイト
- 私立大学の共通テスト方式に対応できるのか今のところ不明
- 会場数が少ない
- バンザイシステムなどが稼働するか不明
- 追試験の方が難易度が高い傾向がある
まとめ
あくまで、今の情報をもとにしたメリット・デメリットなので今後どうなるか読めないところもあります。
ただ、「追試験では共通テストの問題を見ることができる」というメリットがとても大きい気がします。
過去問が存在しない中、問題の傾向や時間配分などを知ったうえで受験できるのはかなりのメリットではないでしょうか?
一応試行調査は存在するものの、試行調査の後国語と数学の記述問題がなくなっていますし、難易度調整もすると発表されています。参考程度にしかなりません。
今後も変更される可能性があるので情報をしっかり集めていくことが大切なのではないでしょうか。