コロナウィルスの影響を受けて、アルバイトができなくなったり実家の家計がひっ迫したりして退学を余儀なくされる学生が今後いることも心配されています。
JASSOではコロナウィルスのために経済的な影響を受けた学生や奨学金返還中の人に対応を進めています。
日本学生支援機構(JASSO)のコロナ対策【返還中・奨学金希望】
この世な中で独自に学生の経済的な支援を始めた大学もあります。
特別に公表していなくても、大学は学生に寄り添って対応してくれます。退学手続きをする前に必ず大学に相談しましょう。
もくじ
広島大学 学生に月3万円の支援金
広島大学では
新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店が営業時間を短縮するなどしてアルバイトができなくなった学生に対し、1か月3万円を支給することを明らかにしました。
申請のあった学生に当面3万円を支援するとのことで、返済は不要です。
芝浦工業大学 オンライン授業対応の為の一律6万円の臨時奨学金
参考 2オンライン講義実施に伴い、在学生に一律6万円を給付する臨時奨学金の支給を決定しました芝浦工業大学
芝浦工業大学では5月11日からオンラインでの授業を開始予定です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対応して実施するオンライン講義に必要なPC環境整備費及び通信費等の補助として、在学生に対し一律6万円の臨時奨学金(給付)を支給することを決定しました。
給付方法については、2020年度後期の学費から6万円を減額した額を請求するようです。
他にも
4月末であった学費の納入期限を延長し、6月1日までとしました
など経済的な支援をしています。
東北大学 学生支援に総額4億円の奨学金
参考 東北大、学生支援に4億円 返済不要の奨学金が柱産経新聞
東北大学ではアルバイトの収入などが減った学生に対して支援を決めました。
東北大は現在、学生に飲食店や塾など人と接する機会の多いアルバイトの自粛を強く要請している。生活苦に陥るケースが想定されるため、返済不要の奨学金を1億円準備。相談窓口を設け、事情に応じて支給する。
明治学院大 全学生に一律5万円支給
参考 明治学院大、全学生1万2000人に一律5万円支給「遠隔授業の経費」産経新聞
明治学院大学ではオンライン授業を行うにあたり環境整備の経済的負担がかかるとして全学生へ5万円の支給を決めました。
他にも
また、親の失業や減収などで実家の家計が急変した学生に特別な奨学金による救済措置も検討している。学費の納入期限を4月末から5月末まで延長することも発表した。
などの支援をするので必要があれば相談しましょう。
今後も多くの大学で支援を発表することが考えられます。
申請しないと給付されないこともあるので大学の情報をしっかりと収集しましょう。