2021年はセンター試験に変わり大学入学共通テストが始まる大学入試改革の初年度です。
2022年の情報はこちら。
共通テスト以外にも主体性評価として学力以外の活動記録も入試に活用することがすすめられています。
筑波大学では調査書を点数化して合否判定に利用する予定でしたが、コロナウィルスの影響により今年度の導入は見送りました。
東北大学と一橋大学ではボーダーに並んだ場合は利用することがあるようです。
その他にも入試の名称が以下のように変更になりました。
- AO入試→総合型選抜
- 学校推薦→学校推薦型選抜
- 一般入試→一般選抜
いわゆる推薦入試でも共通テストや個別学力テスト・小論文などで学力も測るようになるようです。
ここでは北海道大学・東北大学・筑波大学・東京大学・一橋大学・東京工業大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の主に一般選抜の変更点や入試方法を紹介します。
【2021年入試】早慶上理GMARCH、入試の変更点・入試方法など一覧 コロナウィルスの影響で2021年の大学入試はどうなる?もくじ
北海道大学
北海道大学では2021年の入試で総合型選抜(旧AO入試)の全ての募集単位において共通テストを課すようになります。
また、歯学部では後期日程が廃止され、前期日程の2次試験で面接が課されるようになります。
【2021年】北海道大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】東北大学
東北大学では2021年の入試でチェックリストによる主体性評価を行います。合否ラインに受験生が並んだ場合、チェックリストを合否判定に利用する予定です。
歯学部の前期試験の個別試験で面接が課されるようになります。
【2021年】東北大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】筑波大学
筑波大学では2021年の入試では大きな改革が行われ、科目の変更・募集人員の変更・試験方式の変更などが行われます。
受験予定の方は募集要項でしっかりと確認を行って下さい。
なお、点数化して合否判定に利用予定だった調査書は、コロナウィルスの影響により提出は求めますが合否判定には利用しないと変更されました。
【2021年】筑波大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報東京大学
東京大学では2021年から共通テストでリスニングの成績を合否判定に利用することになりました。
また、学校推薦型選抜の一つの学校カラスインできる人数が2人から4人へ変更になりました。
【2021年】東京大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】一橋大学
一橋大学では2021年の入試で、大きな入試の変更点はありません。
調査書による主体性評価を行いますが点数化はせず、合否ラインに並んだ時のみ参考にするようです。
【2021年】一橋大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】東京工業大学
東京工業大学では2021年の入試では生命理工学部の後期日程を廃止しました。それに伴い募集人員が前期135名、総合型15名に変更になりました。
志願者が募集人数の4倍を超えた際に共通テストで第一次選抜を行う可能性があります。
共通テストは第一次選抜にのみ利用されます。
【2021年】東工大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】名古屋大学
名古屋大学では大きな変更は行われない予定ですが、医学部の一部で科目の変更され、医学部医学科の後期試験の2段階選抜が廃止されます。
【2021年】名古屋大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】大阪大学
大阪大学の一般選抜では前期試験のみが行われます。2021年入試では大きな変更はありません。薬学部の個別試験で小論文と面接が課されるようになります。
【2021年】大阪大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】京都大学
京都大学では一般選抜では大きな変更は行われません。
特色入試では医学部で共通テストを課すようになり、新たに理学部で選抜を行うようになります。
【2021年】京都大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】九州大学
九州大学では一部の学部学科で募集人員の変更や受験科目の変更があります。
また、工学部では学部の改組、入試時は学群で出願するように変更されます。
工学部、芸術工学部の一部で新たに共通テストを課す学校推薦型選抜が行われます。
【2021年】九州大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報【令和3年】