2021年度の入試は大学入学共通テストが導入されることもあり多くの大学で入試方法の変更が予定されていました。
コロナウィルスによる休校の影響で、さらに入試方法を変更する大学も出てきました。
ここではコロナウィルスによるここの大学の入試の変更事項についてまとめていきます。
今後も情報を集めて柔軟に対応することが求められそうです。
もくじ
関西大学 感染で受験できなかった場合は共通テストの成績を利用
関西大学では一般受験などをコロナウィルス感染により受験できなかった場合は共通テストの清セリを利用して合否を判定する共通利用入試<後期>に振替をします。
早稲田大学 感染して受験できない場合は共通テストの成績で合否判定
早稲田大学ではコロナウィルスに感染して受験できない場合は共通テストの成績を利用して合否判定を行うそうです。
他にも日程の変更があるので受験スケジュールに影響が出そうです。
【早稲田大学】コロナの影響による入試の変更点・共通テストで合否判定など
横浜国立大学 一般選抜は共通テストの成績で合否判定
横浜国立大学では個別試験を行わず共通テストの成績のみで合否判定を行います。教育学部のみは個別試験の代わりにレポート・動画提出を求めます。
【横浜国立大学】共通テストの成績のみで合否判定、共テの配点は?【出願状況】
法政大学は共通テスト利用入試の日程を変更
共通テスト利用入試の日程を変更しました。国公立前期の合格発表を待って入学手続きができる日程になりました。
青山学院大学は日程・英語民間試験の取り扱いを変更
大学入学共通テストを利用する入試方式で合格発表・入学手続きの日程を後ろ倒しします。
推薦入試の英語民間試験の有効期限を問わないとしました。
東京外国語大学がスピーキングテスト導入を延期
2021年度から全学部で導入予定だったスピーキングテストを言語文化学部・国際社会学部において1年延期しました。
東京都立大学推薦入試で英語民間試験の取り扱いを変更
東京都立大学では推薦入試で英語民間試験の取り扱いを変更しました。
一部の学部学科で英語民間試験を出願要件から外しました。まだ、検討中の学部学科もあるので今後の情報に注意してください。
東京都立大学の多様な選抜で英語民間試験の取り扱いを変更【首都大学東京】
学習院大学 英語民間試験を利用した試験方法を中止
学習院大学では国際社会科学部のプラス試験を中止しました。
コロナウィルスの影響で英語民間試験が中止、延期されることを受けて、英語民間試験を利用する試験方式を中止することにしたようです。
それにともない国際社会科学部コア試験の募集人員を 80 名から 95 名に変更するそうです。
【2021年・令和3年】学習院大学入試、試験内容・科目・変更点など最新情報
筑波大学 主体性評価の合否判定に活用を中止
筑波大学では調査書による主体性評価の点数化を中止しました。
休校により学校生活に制限ができ、また、地域によって活動内容に差が出てしまう可能性があることを理由に点数化して合否判定に利用することを中止しました。
総合選抜などで50点を加点する予定でした。
筑波大学、コロナの影響で調査書による主体性評価の点数化を見送り【2021年入試】
千葉商科大学が推薦入試日程、出願資格の基準を変更
千葉商科大学はコロナウィルスの影響を受けて入試の日程と出願資格の基準を変更しました。
日程
学校推薦型選抜
変更後:11月29日(日)
変更前:11月22日(日)
総合型選抜
変更後:11月15日(日)
変更前:10月25日(日)
出願資格・調査書の内容
出願資格の基準を一部ゆるいものにし、調査書の内容は3年生の成績が間に合わない場合は高校2年生終了時の成績で作成した調査書も可能としました。
詳しくはHPでご確認下さい。
【番外編】慶應義塾大学の9月入学入試はオンライン面接
9月入学の入学試験なので番外編となりますが、慶應義塾大学SFCの入試では面接をオンラインで行うようです。
オンライン面接は中学入試でも取り入れる動きが出ています。
慶應大学SFC総合政策・環境情報学部の9月入試はオンライン面接を導入
まとめ
今後も多くの大学で、変更されることが予想されます。
特に主定性評価や英語民間試験などの資格試験を入試の合否判定に利用する試験方式を考えていた方は大学の情報に注意しましょう。