コロナウィルスの感染拡大により緊急事態宣言発令中の地域もある中、大学入学共通テストが行われました。多くの大学で導入されている大学入学共通テストの志願者から今年の入試の動向が紹介されています。
人気があり毎年多くの志願者を集めているMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)を見てみましょう。
混迷極まるコロナ禍の「私大受験戦争」 志願者数が増えた大学・学部は?【MARCH編】(アーバン ライフ メトロ) – Yahoo!ニュース
数年前から私立大学定員厳格がの影響で、MARCHの合格ボーダーが極端に上がっていましたが、今年度はどうなるのでしょうか?
もくじ
全体的に志願者減
共通テストの出願人数を見てみると安全志向とコロナ禍による東京回避から避けられていることが数字に表れています。
志願者数が確定した青山学院大学では大学入学共通テスト利用する志願者が2020年よりも4648人減少しました。
学部により増えてるところもあるようですが、かなりの人数を減らしていますね。
不況時の理高文低は見られるか?
不況になると、一般的に就職に有利な理系学部が人気になります。この「文低理高」はMARCHの大学入学共通テスト利用入試では見られません。
とのことです。たしかに私立大学理系の高額な学費を考えると就職に有利だからと言って簡単に理系には代えられませんね。
理系を志望するな国公立へと考えている家庭も多いことでしょう。
地方キャンパスに人気が集まる
立教大学では新座キャンパスの学部に志願者が集まっているようです。
コミュニティ福祉学部は739人増、現代心理学部は26人増。都心から離れている新座キャンパスの存在が功を奏した形となっています。
一方で都市型の大学には志願者が集まっていないようです。
都市型キャンパスとして有名な法政大学(千代田区富士見)は苦戦を強いられています。
コロナの影響はかなり強く現れている
コロナの影響により
- 金銭的な不安
- 都会に進学する不安
が高まり志願減につながっている可能性があります。
進学をしても都会の大学ではじゅうんぶんな対面授業をすることが難しいという現実もあります。これから出願できる大学も多数ありますのでMARCHの動向にも注視して出願先を決めてくださいね。