教育や受験に関する記事を多数発信っしているEduAに2021年度に入試に関する記事が掲載されました。
参考 新型コロナで大学入試はどうなる? AO、推薦の後継入試、日程は?EduA
今後入試がどうなるのか詳しく解説されているのでぜひ読んでみて下さい。
ここからは記事のポイントをまとめてみました。
もくじ
推薦入試が変わる
まだ多くの人に知られていないかもしれませんが推薦入試も大幅な変更がされます。
名前の変更
まず入試の名前が変更になります。
AO入試→総合型選抜
推薦入試・学校推薦→学校推薦型選抜
日程の変更
出願と合格発表時期も変更になりました。
名称 | 出願開始 | 合格発表 |
総合型選抜 | 9月 | 11月以降 |
AO入試 | 8月 | 定めなし |
学校推薦型選抜 | 11月 | 12月以降 |
推薦入試・学校推薦 | 11月 | 定めなし |
このような変更の理由としては
一部の私立大などが早めに学生を確保しようと、早いところではAO入試の合格者を8月、9月のうちに発表していたことが問題視されたためです。
といったことがあったようです。
その他の変更点
選抜方法も変更されます。
小論文やプレゼン・教科のテストなどで学力も測る
休校のために選抜が困難に
総合型選抜の出願までは4か月ほどしかありませんが、推薦入試の選抜基準となる成績を付けるための授業や定期テスト・部活の大会や英語民間試験が次々と中止されています。
文科省
このような状況をみて文科省も対応をしています。主な対応は次の通りです。
文科相の対応
- 各大学に出願時期を後ろへずらすよう要請
- 大会をずらして積極的に開催を要望
文科相が「文科大臣杯を開催したい」と発言していたことは記憶に新しいですよね。
すでに推薦入試の日程を決定してパンフレット作成済みの大学もあり、混乱は必至でしょう。
高校からは推薦入試と一般入試の日程が近すぎるとの意見も出ているようです。
一般選抜はどうなる?
まだまだ多くの受験生が利用する一般選抜はどうなるのでしょうか?
文科省の担当者は一般選抜の対応について、「5月6日以降も緊急事態宣言が続くかどうかで、状況は大きく変わる」として、明言していません。
とのことです。
緊急事態宣言は全国的に1か月ほど延長される見通しとなっています。
緊急事態宣言延長が決定したら、大学入試がどうなるかについても新しい情報が出てくるかもしれませんね。
こちらの記事も参考になりそうです。