慶應義塾大学はあまり知られていませんが学費が安い上に奨学金も充実しています。
経済的に厳しい家庭には学費の上ではおすすめの大学と言えます。
学内の奨学金はなんと100種類以上!
2600人以上が給付を受けて勉学に励んでいます。
特に学問のすゝめ奨学金は返済不要で入試前に予約ができる上、入学金も給付されるので慶應義塾大学の受験をするならぜひ検討して欲しい奨学金です。
ここでは慶應義塾大学の学内奨学金について詳しく解説します。
もくじ
学問のすゝめ奨学金
慶應義塾大学の奨学金としてまず紹介したいのが学問のすゝめ奨学金です。
入試前に予約ができるので安心して入試に臨むことができます。
対象者
- 一般入試を受ける受験生
- 首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)以外の高校の卒業(予定)者(高認合格者は対象外)
- 入学後自宅外から通学予定の者
- 父母の給与・年金収入金額 1,000 万円未満(税込)、事業所得金額 514 万円未満(税込)の者
一般入試受験予定者のみが対象です。入学後は申請ができないので必ず受験前に申請しましょう。年収制限は早稲田大学の都の西北奨学金よりもさらにゆるいですね。
支給金額
年額 60 万円(医学部は年額 90 万円、薬学部は年額 80 万円)
*入学初年度は上記の金額に入学金相当額(20 万円)を加算
*入学 2 年目以降は成績優秀者の奨学金額を以下のとおり増額
- 医学部 年額 150 万円
- 薬学部 年額 120 万円
- 理工・総合政策・環境情報・看護医療学部年額 90 万円
- その他学部 年額 80 万円
文学部の年間授業料は87万円なので60万円給付されるのが大きいですね。4年間(医学部・薬学部は6年)継続するのもうれしいですね。
支給人数
550人以上
応募人数や採用倍率は公表されていません。なお、合否には全く影響しません。
申請日程
2020年11月2日(月)~2020年11月30日(月)
慶應義塾維持会奨学金
卒業生による団体慶應義塾維持会による奨学金です。
入試前に予約ができるので安心して入試に臨むことができます。
対象者
学部生1~4年生(6年制の学部については1~6年生)
地方出身者(東京・神奈川・千葉・埼玉以外)を優先(首都圏の塾生も応募可能)。
支給金額
- 文・経済・法・商・総合政策・環境情報学部 各50万円
- 医・理工・看護医療・薬学部 各80万円
支給人数
約130人
2019年度は343名の応募があり、厳正な審査を経て計131名に支給されました。
慶應義塾大学のその他の奨学金
慶應義塾大学には大小合わせて100以上の奨学金があります。
上で挙げた学問のすゝめ奨学金・慶応義塾維持会奨学金の他にも
- 慶應義塾大学給費奨学金:50万円もしくは25万円・310名程度
- 慶應義塾大学修学支援奨学金:平均30万円・100名程度
- 創立150年記念奨学金 海外学習支援:10・20・30万円・70名程度
などさまざまな奨学金があります。
概要及び募集要項は在学生のみが閲覧できます。
大学の奨学金の詳しい情報は各大学のパンフレットに記載されていることがあります。大学情報・入試情報ととてもに早めにパンフレットを入手して入試に備えましょう。