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【大学入試】入学金(入学登録金)等の振り替え制度

大学入試情報

無事に合格をし、入学金納入などの手続きをした後、同じ大学の他の大学に合格することがあります。

あとから合格した学部に入学をする場合は、先に手続きをした入学金を振り返ることはできるのでしょうか?

ここでは早稲田大学を例に入学金の振り替え制度について紹介します。

MEMO

この記事ではあくまで同じ大学内での振り替えについて解説します。「A大学に入学金を振り込んだ後、B大学の合格発表があり、B大学に入学したい」など、他大学間では多くの場合振り替え制度はありません

大学によっては「返還精度」「分割制度」「延納制度」を設けている場合があるので、そちらを利用しましょう。

入学金の振り替え制度とは?

一度支払った入学金を他の学部の入学金に振り替える制度です。

多くの大学で振り替えを認めているので、募集要項で確認しましょう。

学部により入学金がことなる場合は、差額は返還または追納となることが多いです。

入学金以外の諸経費も対象となるかどうかは大学により異なります。

同じ大学で複数の学部に合格した際に利用できます!

どのような時に振り替え制度が利用できる?

具体的にどのような時に振り替え制度が利用できるのでしょうか?

入学金の振り替え制度が使える例
  • 併願学部の合格発表が、先に合格した学部の入学手続き締め切り日の後にある
  • 併願学部の補欠合格発表が、先に合格した学部の入学手続き締め切り日の後にある

手続き締め切り日の前に合格発表日がある場合は振り替えできない場合があるので注意!

あらかじめ、志望順位を決めておきましょう。

振り替え制度を利用するためには手続きが必要です。自動的に振り替えされるわけではないので手続き方法を募集要項で確認しておきましょう。

振り替え制度の例【早稲田大学の場合】

早稲田大学を例にどのように入学金の振り替え制度が使えるか紹介します。

他学部手続きの後、第一希望の学部の合格発表があった

社会科学部の共通テスト利用入試と政治経済学部の一般選抜に合格。第一志望は政治経済学部。

学部・入試方式試験日程
社会科学部
共通テスト利用選抜
合格発表日:2月10日
振込期限:2月21日
政治経済学部
一般選抜
合格発表日:2月28日
振込期限:3月7日
振り替え可能

政治経済学部の振込期限までに手続きをすれば、社会科学部に納入した入学金を政治学部の入学金に振り替え可能です。

他学部手続きの後、第一希望の学部も追加合格発表があった

文学部の一般選抜に合格。文化構想学部の一般選抜で追加合格。第一志望は文化構想学部

学部・入試方式試験日程
文学部
一般選抜
合格発表日:2月26日
振込期限:3月4日
文科構想学部
一般選抜・追加合格
追加合格発表日:3月17日
振込期限:3月24日
振り替え可能

文科構想学部の振込期限までに手続きをすれば、文学部に納入した入学金を文科構想学部の入学金に振り替え可能です。

他学部の手続き期間中に第一位希望の学部の合格発表があった

法学部と商学部の一般選抜で合格。第一志望は商学部。

学部・入試方式試験日程
法学部
一般選抜
合格発表日:2月24日
振込期限:3月4日
商学部
一般選抜
追加合格発表日:3月1日
振込期限:3月8日
振り替え不可

法学部の振込期限内に商学部の合格発表があるので、法学部に納入した入学金を商学部の入学に振替することはできません。

受験大学の合格発表日と振込締切日を把握して、無駄な入学金を払わないようなスケジューリングをすることも大切です。

(とはいえ、補欠合格までは読めないので実際はかなり難しいですね。)


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