コロナウィルスの影響で、AOや推薦入試の日程を遅らせるよう文科省は各大学に要望していました。
その一方で大学入試センターからは共通テストを予定通り1月に行うという話もありました。
このような状況の中、9月入学が見送りになる動きがあり、萩生田文部科学相が会見で入試の時期について話をしました。
参考 旧AO入試、出願遅らせる方針 9月入学議論で調整遅れサイト名
文部科学省が大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願開始を、9月1日から少なくとも2週間後ろ倒しする方針を固めたことが28日、わかった。
休校が長引く中、テストも行われず成績もつけられないので推薦入試の日程が遅れるのは多くの人が予想していたことでしょう。
入試全体の日程は例年6月初旬ごろの発表だが、政府の「9月入学」議論の影響を受け今年は遅れる見込みだ。
共通テストが導入されることもありいつもより早く知りたいくらいに遅れるとは混乱が広がりそうです。
各種推薦入試、そして大学入学共通テストの日程については
文科省は高校や大学の関係者らと協議し、6月中に「大学入学者選抜実施要項」で日程を発表する予定。
としています。6月中にははっきりしそうですが、共通テストの日程がずれると大きな影響がありそうです。一日も早く発表して欲しいものです。
参考 大学入試日程の見直し検討 来年、出題範囲も―萩生田文科相時事通信
またこちらの記事では出題範囲にも触れています。
来年の大学入試について日程や出題範囲を見直す検討を始めたと明らかにした。
日程はともかく出題範囲が変更になると、せっかく全範囲を勉強してきた主に既卒生はがっかりしそうですね。
とにかく早い決定を!